ベトナム国家紡績服装集団が初の株式公開へ

　　ベトナム国家紡績服装グループ（Vinatex）はこのほど、募集資金を引き上げて次のビジネス投資を行うための株式を初公開すると発表した。

Vinatex総裁は5月6日、計画を正式に承認した。証券取引所の流れによると、同社は7月22日にホーチミン証券取引所で初の株式募集を行う。同社は24.46%の株式を売却し、1株当たりの落札価格は0.52ドル。このうち、24%の株式は投資家に、0.46%の株式は従業員に売却される。国は株式の51%を保有し続ける。

会社の上層部によると、投資家十分な経済力を備え、同時に有名なブランドを持ち、短期的かつ長期的に戦略的に共有できるようにしなければならない。これは会社の私有化を推進し、ベトナムの紡績アパレル業界に積極的な影響を与えると信じている。

過去15年間で、Vinatexメンバー企業は続々と私有化の転換を完了し、ほとんどのメンバー企業は良好に発展している。同時に、Vinatexはこの方面の多くの知識と経験を集めた。

会社側は、今回の株式公開募集と上場は2つの独立したプロセスに分けられ、3年程度続く可能性があると明らかにした。

関連リンク：

昨年の靴とハンドバッグの輸出額は104億ドルに達し、ベトナム第3位の輸出産業となった。「今年第1四半期の輸出は好調で、革靴の輸出は14%増加し、ハンドバッグの輸出も18%増加した」と皮革・靴産業連合会のdiepthanhkiet副会長。

しかし、生産分散、支持性産業の未発達、熟練労働者の不足などの要素がベトナム皮革産業の持続的な発展を抑制した。昨年、ベトナムの皮革とその他の原材料の輸入額は42億ドルに達し、皮革全体の輸出額の40%に相当した。

現在、靴やハンドバッグを製造する革の70%が輸入する必要があり、主な輸入源は韓国、台湾、イタリア、タイなどである。ベトナムと中国の現在の問題が皮革輸入に影響を与えるかどうかを聞くと、diepthanhkiet氏は影響は大きくないと述べた。皮革の約6～7%が中国大陸から輸入されているからだ。

紡績業の状況も似ている。現在、生地とその他の原材料の40%だけがベトナム現地で購入でき、ベトナムは毎年30億ドルをかけて海外から生地とその他の原材料を輸入しており、主な輸入源は中国である。

しかし、生地生産は中国からベトナムにシフトする傾向にあり、現在ベトナムは他の国や組織と自由貿易協定の関連事項を協議しており、自由貿易協定の締結はベトナムに移転したメーカーにより多くの利益をもたらすだろう。

今後5年間で、ベトナム本土で生産される原材料は50%の需要を満たし、残りは台湾、ベトナム、インドネシアから輸入される。

ある業界関係者によると、ベトナムの賃金水準は中国よりも低く、ベトナム製品の本土と海外での需要が高いとともに、ベトナムが環太平洋協力協定に加盟するため、ベトナムの皮革とハンドバッグ工業に大きな潜在力が爆発するという。

ベトナム工業貿易省軽工業部門のphanchidung責任者は、政府の計画によると、2015年ごろに皮革製品産業の「ベトナム製造」比率を60～65%に引き上げ、2020年には75～80%に引き上げると述べた。